初マルシェ出店の記録 ー初お菓子製作ー
2018年10月27日(土)名古屋本町通り問屋街マーケットに出店してから何日経ったでしょう...。
前回、「マルシェデビューどうなることか、またお伝えできればと思います。」と言いつつ、何もお伝えしていませんでした。
未来の自分に向けた記録という意味も込めて、当時書き溜めていたものを投稿したいと思います。
以下、当時書き残していたものです。
とうとう出店するお菓子の製作をする日がきました。前日までにお菓子の材料を買い揃え、ラッピングの材料も買い揃え、卵と牛乳は生鮮食品なので、前日に買いに行き、準備万端のはずが不安になる。もし電車が遅れたらどうしよう(前日遅れていたため)と、いつもより1本早い電車を目指しました。
昨日までのお天気とは打って変わって快晴。気持ちいい朝なのに、荷物が多くて重い。時間ぴったりにきっちんに着く。木村さん(すたーとあっぷきっちんのオーナー様)がお出迎えしてくださいました。
とにかく気ばかりがあせって、木村さんとの会話も上の空(木村さんごめんなさい!)木村さんも私のあせあせを感じたのか、速やかに一人にしてくださいました。
さて、身支度をととのえ、手を洗い、材料と器具をそろえて、テーブルをしっかり消毒し、スケールを目の前に持ってくる。何度も何度も計った分量だから、すっかり覚えている。でも、やっぱり配合表を見直さずにはいられない。
計量して、材料をそろえる。
本当は、キッチンエイドを使おうと思っていたのですが、今回は「ひとつひとつ手作りで焼き上げました」をコンセプトにすると決めました。家庭で作っている時と同じでハンドミキサーを使う。私の勝手なこだわり。手順が進むにつれて、とにかく楽しくて仕方なくなってきました。
お菓子作りについて、私は専門的な勉強をしたことがありません。
ただ、こうやって作ったお菓子を、うちの子ども達は食べてきたました。
うちの屋号は「TandYふぁくとりぃ」といいます。TとYは子ども達のイニシャルです。今回出店するマフインは、うちの子ども達が大好きなバナナマフインをアレンジしたものです。作りやすいので、いろんなバリエーションで作ってきました。マルシェ初出店は、どうしてもこのお菓子から始めたかったのです。
さて、話は製作にもどって、出来た生地を絞り袋に入れてカップにいれる。家のオーブンより火力の強いきっちんのオーブンは、やや低めに設定。焼き時間は、様子を見ながら決めました。焼きながら、次の生地を作る。
プレーンマフイン、ブルーベリーマフイン、ココアマフインの順に作っていきました。どんどん焼きあがるマフインたちが、可愛くて仕方なくなってきました。
そんな思いとは別に、時間はどんどん過ぎていきます。
シーラーをかけるまでには、お菓子が冷めなくてはいけない。
最後に作ったココアマフインでアクシデント!焼きの途中で、均一に焼けるように天板を180度反転させた後、オーブンのボタンをもう一度押さなくてはいけないのに、押し忘れてしまったらしい。オーブンが再スタートしていなかったのです。時間になってもピーっと鳴らない。オーブンを見ると、タイマーが進んでいない!これから何分焼けばいいのかわからない。そこは落ち着いて、焼きを見ながら焼くしかない。オーブンとにらめっこしながら、しっかりと焼き上げることができました。
しかし、冷めないと袋詰めできない。ココアマフインを心配しながら、先に出来上がって冷めた他のマフインを、どんどん袋につめてシーラーをかけていきました。
ココアマフイン、無事に冷めて袋詰め終了。
シーラーも初めてかけるので、最初はちょっと戸惑いましたが、何度かやり直すうちにだんだん慣れてきました。
終了時間がせまる。とてもバタバタとして、お昼ごはんも食べる時間がないまま終了。マフインはしっとり出来ましたが、私自身はカピカピに干からびていました。きっちんの戸締りを確認して退室。
エレベーターでオーナー木村さんとすれ違うも「ありがとうございました」としか言葉が出ず、よれよれと荷物を抱えて帰りました。
初めて、きっちんで出店するお菓子を作りました。ひとりで、もくもくと。
感想は、楽しかった~の一言につきました。
今回のお菓子が、無事にお嫁に行けますように。
心からそう願います。
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